大学院では薬学に関わる研究をしており、周りの就活生のほとんどが製薬メーカーの研究職を目指していたため、私も最初は研究職への就職を考えていました。しかし、視野を広げて多くの企業を見たことで、薬を創るということよりも、もっと自分の貢献度が高く大きいことを成し遂げて今の医療業界を変えたいと思うようになりました。この思いがDYMに興味を持ったきっかけでありDYMを選んだ一番の理由です。複数回にわたる面接を通して、自発的に働くことでどこの会社よりも成長できると感じたことや、輝いている社員に出会えたこともDYMへの入社を決めた理由です。
大学院の研究活動に全力を注ぎました。大学に入ってこれといって楽しいと思える授業もなく、友達と遊ぶかアルバイトをするかの毎日で、まともに学校には行きませんでした。しかし、大学3年の冬に研究室配属が決定し、自分の興味を持ったテーマに対して全力で試行錯誤し、朝から深夜まで夢中になれる環境に出会えたことで研究の面白さを知りました。以降、躓きながらもそれを乗り越えた時や新しい発見をした時に快感を覚えるようになりました。この夢中になって取り組むプロセスは、修士課程在学中で学術論文を投稿できる研究成果にもつながったと思います。
この思いは今でも通じていて、立ちはだかる壁が大きければ大きいほど自分の中の挑戦欲が掻き立てられ、自身の成長のきっかけになっていると考えています。
多くの人や社会に影響を与えることのできる人間になり、唯一自分でしか成し遂げられないような仕事を実現できる逸材になりたいと考えています。「この人がいなかったら日本は、世界は変わっていなかった」と言われることが人生の目標です。
社会貢献度の高さからも、やはり医療分野において改良していくべき事、新しくできる事はたくさんあると思います。その一つ一つを創りだしていくことに全力を尽くして、生きがいを感じて楽しみたいと思います。そして、DYMが世界一の企業に成長していく一翼を担えるよう日々努力していきます。
就職活動で最も難しいと思うのは、「自分は一体何をこれからやりたいのか、どんな職業が向いているのか」を自分自身が知る事だと思います。だからこそ、就職活動を通して多くの人や物、環境に触れ、たくさんの感情を抱いてほしいと思います。そして、周りに流されず、最終的には自分が「コレだ!」と思う道に進んでください。選んだ道でどれだけ自分らしく生きて、自分の力を発揮できるかが、進路を選ぶ際に最も重要だと就職活動を通して感じました。
それでも選択に迷ったら、私の高校野球部時代の恩師の言葉「迷った時は勇気が必要な道を選べ」を参考に、敢えて困難な道を選ぶことを勧めます。成長の場は自分で開拓すればいくらでもあります。たった一度きりの人生、後悔しないよう全力で楽しんでください。